Q&A
拘縮が強くても使えるのだろうか等気になる点にお答え
皆様が安心・安全に機能回復訓練をセルフで進められるように
世界的に見ても先進的な電動リハビリアシスト機器、多くの方にとって馴染み深いコンビニや携帯電話のサービスを利用するのとは違って、不明点も多くなりがちです。そこで、お客様が導入する前にお問い合わせいただく傾向が多い不明点に対して、事前に回答いたしました。
一日に機器を使用しての訓練回数の目安や、拘縮の度合いによって使用できるのか否かなど、気になる点がございましたら気軽にご覧ください。フォームやお電話からの製品に関するお問い合わせも、歓迎いたします。
よくある質問
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医療機器ですか?医療機器ではありませんので、ご自身の判断で使用が可能です。
※医療機器は、医師の処方箋が必要になる場合があります。 -
どういった方が使用可能ですか?手指を動かした方が良いと言われている方で、動かした時に痛みのない方であれば、どなたでも使用可能です。
※ご判断の難しい方は、医師等にご相談ください。 -
一日に、動かす回数は?300回(約20分)2セットを毎日継続して行うことが良いと言われていますが、 腕などの筋肉痛を防ぐ為、使い始めは、体調に合わせて100回程度から徐々に回数を増やしていくと良いです。
※無理せず、体調を見ながら使用してください。 -
拘縮が強いと使えませんか?拘縮の強い方ほど、変化が期待できます。
最初は、ほとんど動きませんが、徐々に緊張がとれてくると可動域が広がっていくケースが多く見られます。 -
強さのコントロールはできますか?強さは変えられません。これ以上、強い力で動かそうとすると、麻痺している方(特に、拘縮のある方)は、緊張がはしり、さらに固まるという声が多いです。
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空気を使うメリットは?過剰な力が発生することを防ぎ、安全性が高い。利用者の症状(手指の硬さ)に合わせた動きができる。
自分で機能回復訓練を気軽に自宅で実施できれば、訓練の時間を多く作れ、その結果手指や足首などの動き回復もスムーズに進みやすくなるでしょう。スポーツにおける筋力トレーニングも、時間を多く作ることで成果が出やすくなることは想像に難くありません。しかしながら、過剰な筋力トレーニングは、筋肉痛やスポーツ障害・スポーツ外傷などのリスクが伴います。これは機能回復訓練においても同様であり、節度を保ち、身体への負荷がかかり過ぎないよう注意が必要です。
例えば、手指を曲げ伸ばす際に痛みを感じる場合は、パワーアシストシリーズの使用は難しくなります。また、筋肉を久しぶりに動かす際に一気に500回以上もの過剰な訓練を行っては、筋肉痛や筋を傷めるといったことにも繋がりかねません。将来一般的な普及を目指す機能回復訓練用機器、これらの導入に際して多くの方が疑問に感じやすい点について事前に回答しました。